2020.10.23
こんにちは、歯科衛生士の本田です!
矯正を始めて約11カ月が経ちました。
現在、最後のフック付きのワイヤーが入っています。
今まで使用していた形状記憶の弾性のあるものと違い、ステンレスで出来ているとても硬いワイヤーです。
そのため、食事で変形することはあまりありません…が!硬い食べ物を食べるとワイヤーを通しているブラケットごと外れてしまうので食べ物選びには引き続き注意が必要です?
フックは補助のゴム【パワーチェーン】や、ご自身で付け外しをしていただく【顎間ゴム】をかけるのに使います。
パワーチェーンは調整の時などに、私たちがブラケットにかけるもので24時間付けた状態のままです。
抜歯で空いた隙間などを埋めるために使うものです。
基本的には、ワイヤーのフックとブラケットの2か所にかけます。
しかし、動かしたくない歯がある場合などはその歯にパワーチェーンをかけることができません?
その様な時に使うのが【アンカースクリュー】です!
アンカースクリューは小さいネジのようなもので、麻酔をした状態で専用の機械で歯肉の下の骨に挿入します?
麻酔が覚めると疼く感じがあるかもしれませんが、激痛ではありません!
そのアンカースクリューにパワーチェーンをかけることで、目的の歯だけを動かすことができます?
しかしこのアンカースクリュー、原因不明ですが3割程度の方が外れてしまうことがあります?
その場合必要に応じて付け直しをさせていただきますのでご安心を!
顎間ゴムについては次回詳しく説明しようと思います!