2015.12.22
今回は、歯周病が完全に改善し、いよいよ矯正治療を始める時のお話です。
さて、沖ノ鳥島の護岸工事は、他の島の護岸工事と比べて、とてもデリケートなものであったと聞きます。それは、島を支えている部分が波の浸食で減ってしまったからです。
同じように、歯周病で歯を支える骨が減ってしまった場合、歯を動かす矯正治療は、とてもデリケートなものになります。
また、成人のお口の中は、「歯周病」だけではなく「むし歯」や「根(歯の神経)」の治療も必要なことがとても多く、それらと矯正治療を包括的に行うことが理想です。そのためには、一般歯科医師と矯正医の連携が重要になってまいりますが、お互いに専門分野が違うので、どうしても”グレーゾーン”ができてしまうことがあります。そこに患者さんがはまってしまったら、それはとても残念なことです。
スウェーデン矯正歯科では、10年以上の一般歯科の経験を持つ矯正専門医である、院長の石川が、全ての治療を初めから最後まで1人で行いますので、グレーゾーンは作りません。
矯正治療をお考えの方には、矯正治療だけではなく、「前準備にも妥協しないことがとても大切である」ことを知って頂けると嬉しく思います。