2017.04.04
3月上旬にイエテボリで開催された、スウェーデン矯正歯科学会に参加してまいりました。この季節のイエテボリは寒く、どんより暗いので観光には全く適しておりません・・・
ですから日本から参加したのは私だけでした
(イエテボリのメインストリートを走る路面電車「トラム」)
今回の学会のメインスピーカーは、矯正歯科の分野では世界的権威である、英国はマンチェスター大学 矯正科教授のKevin O’Brien先生でした。
(石川とO’Brien教授、学会会場にて)
実は、イエテボリ空港に到着した際に、O’Brien教授にバッタリお会いしました。ご挨拶をして話をしていると、学会が手配したタクシーが迎えに来ておらず、どうしてよいか困っているとのことでした。
(イエテボリ空港にてO’Brien教授と)
イエテボリ大学矯正科の友人が、私を空港まで迎えに来てくれていたので、なんと教授を友人の車で、ホテルまで一緒に送ることになりました!
英国の矯正システム、EU離脱や移民問題など”イギリスの今”を聞くことができました。
ところで、O’Brien教授は、自身のブログで、歯列矯正に関する”問題点”を科学的に炙り出していています。学会の口演は、このブログをより専門的にしたものでした。
患者さんも”正しい情報”を集めて、良い治療を受けるために勉強する時代です。日本語に訳されているブログもある(日本語が少し堅いですが・・・)ので、興味のある方はぜひご覧ください。
(ブログはこちらからアクセスできます)
皆さんの周囲の矯正医が、どれだけ科学に精通しているかの物差しになるかも知れません!