2017.04.19
をさて、3月上旬にスウェーデンはイエテボリで開催されたスウェーデン矯正歯科学会に参加したことは、前回のブログでお伝えしましたが、今回のイエテボリ再訪には、もう一つの目的がありました。
それは、イエテボリ大学矯正科の友人Eminaの学位討論会に参加することでした。
(討論会を終えた直後のEmina Cirgic博士と)
スウェーデンの学位討論会は、外部の大学から試験官(Opponent:敵と言う意!)を呼び、大勢の聴衆の前で行うとてもオープンなものです。
試験官だけではなく、学位審査委員会(スウェーデン国内から集まった教授数人)や聴衆からも質問を受けるので、試験を受ける人は大変です。
この様な公開試験システムは、矯正専門医を取得するための最終試験の時にも行われます。私もそれを経験しましたが、それは大変なイベントでした!
(最終試験のプレゼンを試験官と聴衆の前で行う石川)
学位討論会や専門医試験の様なイベントには、人がたくさん集まるので、矯正歯科界の重鎮に質問をする良い機会でもあります。
(イエテボリ大学矯正科 前教授Bengt Mohlin先生と)
(イエテボリ大学矯正科 助教授Heidrun Kjellberg先生と)
学術的に実りの多きスウェーデン再訪でした!
次回は「知られざるスウェーデン」についてお話したいと思います