2015.08.21
皆さま夏休みはいかがお過ごしになられましたか?衛生士の板橋です
虫歯予防になるオススメアイテム第二弾は、『チューイングガム』 食後などに気軽に取り入れやすく、上手に使えば効果的にお口の環境を整えられる便利アイテムです。
最近CMでよく見るのが、虫歯予防としてすっかりおなじみのキシリトール。虫歯菌(ミュータンス菌)の数を減らし、歯垢と唾液の質を変えて、歯みがきしやすい環境にしましょう、というものです。虫歯の出来やすい方や妊娠中の方はキシリトール配合のガムがオススメです。
実はこんなガムもあるの、ご存知ですか?POs-Ca F(ポスカエフ)
こちらの歯科専用ガムの特長は、カルシウムにあわせて、フッ素が配合されていること。ガムを噛むことによって、カルシウムとフッ素による歯の再石灰化を促し、表面を強くして、虫歯菌や酸性食品の酸に負けない歯をつくりましょう、というものです 矯正中の方でも、ガムが柔らかく矯正装置を壊す心配が少ないので、このガムを取り入れた虫歯予防をオススメしてます
キシリトールは虫歯菌に対して働きかける、カルシウムとフッ素は歯に対して働きかける、といった違いです。3つのフレーバーからお気に入りのガムを探してくださいね
ではここで!!ガムの噛みかたのポイントを4つ
①食事の後に噛む→再石灰化を促すため、食べた後に噛むことで酸性の時間を短縮でき、歯の表面を守ります。噛む時間の目安は3~5分くらいです
②一度にたくさん食べるより、回数を分けて→1日3回、食後やおやつの後にガムを噛む習慣をつけましょう。出先で磨けない時にガムを使うのもオススメです
③唾液をしっかり出すこと→左右バランスよく噛んで、舌や頬を意識すると筋肉が動いて唾液が出やすくなります。大事な働きをしてくれる唾液をたくさん出すことで、効果も高まります
④歯みがきをしっかりすること→歯に付いた歯垢は歯ブラシでしっかり取り除きましょう。歯の表面がきれいなら、再石灰化もしやすくなります
ガムは使い方が大切。基本はしっかり歯みがきをすること!!そして、唾液+カルシウム+フッ素の力で歯の健康を守りながら、お手入れしやすい環境をつくっていきましょう( ̄▽+ ̄)