2017.07.31
先週末、日本顎関節学会に参加してまいりました。
私は当学会が認定する「専門医」ですし、東京医科歯科大学時代の先輩や友人にも会えるので、参加することを楽しみにしている学会の一つです。
今回は第30回記念大会とのことで、現在に至るまでの「顎関節症治療の歴史とその変遷」を振り返るセッションがありました。
それを踏まえて申し上げると、巷で行われている顎関節治療で、必ずしも科学的でないものがあります。
しかし、患者さん自身が、自分が受けている治療が正しいものなのかどうか、判断することは難しいことだと思います。
もしも、現在受けている治療に疑問を感じる場合は、科学的な知識を知る歯科医師(専門医が望ましい)にセカンドオピニオンを求めることが、満足のいく治療を受けるためには必要だと考えます。