2015.11.20
2.自分が望む治療方法を選べるか不安
たとえば、トンカチしか持っていない大工さんがいたとします。とりあえず何でも叩くしか方法がありません。それで満足のいく家は建てられるでしょうか?
もし、トンカチとノコギリを持つ大工さんがいたら・・・
私だけではなく、皆さんもこちらの大工さんにマイホームをお願いすると思います。
矯正治療もこれに似たところがあります。歯並びや咬みあわせを改善するには、
1. 表側のワイヤー矯正
2. 裏側のワイヤー矯正
3. マウスピース矯正
4. 差し歯で直す治療
5. それらのコンビネーション
などいろいろな方法があります。ですから、治療の選択肢が増えるほど、皆さんが望む治療方法を選べる確率が高くなります。
特に、成人の矯正治療において、「矯正治療」と「差し歯で直す治療」の「コンビネーション」が必要になる場合が少なくありません。その場合、矯正治療はより複雑になりますが、現実的な治療計画を作るために、矯正医にも一般歯科治療の「経験と知識」が必要となります。
さらに、むし歯や歯周病、インプラント治療が絡んでもっと複雑化したら・・・
一般歯科の経験と知識が豊富な矯正医の存在は、きっと皆さんの治療を力強くサポートできるでしょう。
実は、それこそが「スウェーデン矯正歯科の一番の強み」です。
(第3回 「高額な治療費への不安」につづく)