2015.08.04
17歳女性、主訴は「口元が前にとがっていて、口が閉じづらい」でした。
治療前: 上唇が下唇よりもかなり前にある。原因は、上前歯の出っ歯とデコボコでした。
治療後: 出っ歯とデコボコを直したので、上唇がひっこんで、口元がきれいになりました!口も楽に閉じられるようになりました!
院長のコメント: 治療期間は、2年1か月でした。治療途中に体調を崩し、来院できない期間があったので予定よりも長くなりました。しかし、患者さんは、1.口を楽に閉じられるようになった 2.横顔のシルエットがよりきれいになった 3.歯並びもきれいになった のでとても喜ばれておりました。
私(石川)もそうでしたが、日本人は上下の唇が前にとがっていて、口を閉じるときに口元が緊張してしまう人を多く見かけます。その場合、矯正治療で前歯を後ろにさげると口元がとても楽になります。実際、私も口が閉じやすくなったので、矯正治療をやって良かったと感じております。
但し、横顔のシルエットを改善するためには、歯頸部(歯の根本)の位置を変える必要があります。矯正治療では、歯全体を動かすのでそれが可能です。しかし、”差し歯矯正”では歯並びをよくすることはできますが、歯頸部の位置は変えられません。
患者さんが「何を改善したいのか」によって治療方法が変わりますので、治療前に矯正専門医および歯科医師とよく相談することをお奨めいたします。