2016.12.12
こんにちは
今回は、患者様から多く寄せられる質問「医療費控除」についてお話したいと思います。ちなみに、矯正治療は、医療費控除の対象です。
医療費控除とは「ご自身や家族のために、その年の1月1日から12月31日に10万円以上の医療費を支払った場合に、一定の金額の給与所得控除を受けることができる制度」です・・・って何か分かりづらいですよね
ズバリ、医療費控除を使うと、所得税と住民税の納税額が軽くなります。
例えば、給与所得が650万円だったとします。それに対する所得税は、650万円の20%である130万円になります(平成28年現在)。
もし、100万円の矯正治療を受けた場合、医療費控除が適応されると、所得税が18万円が返ってきます。つまり、納める所得税は100-18=82万円に減額されます。(家族構成にもよります。詳しい説明は、国税局のHPへ) さらに、翌年の住民税も9万円安くなります
つまり、納税するはずだった27万円を矯正治療費に充てることができるのです
納税額が減って治療費の補助になるなんて、まさに頑張って働いて得たお金の有効活用ですね ちなみに、医療費控除は、所得が高い方ほど多く受けられます。
矯正治療を受けられる際には、ぜひご活用ください