2016.02.01
矯正治療前の準備、つまり「歯周病・むし歯・根管治療」が適切に行われていない場合にも、矯正治療難民になりうることを第1回でお伝えしました。
では、どうしたら患者様は、ご自身が適切な一般治療を受けてこられたのか分かるのでしょうか?
今回は、むし歯治療にスポットを当てます。
1) 染め出し液を使った「歯ブラシ指導」
磨き残しが原因で、むし歯になります。再発を防止するためにも、磨き残しがどこにあるか「見える化」しての歯ブラシ指導は必須です。
2) 徹底的な虫歯除去
一度むし歯になった部分は、二度と健康な歯質には戻りません。
そして、むし歯の取り残しは、将来の再治療につながります。それが、歯の神経に近かったら、矯正治療中に痛みが出るかも知れません・・・
3) 適合の良い詰め物を入れる
歯と詰め物の間に隙間や段差があると、プラーク(磨き残し)が停滞しやすくなります。
(まとめ)
むし歯治療を昔した歯であっても、銀歯の下で虫歯が再発している場合もあります。
矯正治療中に痛みが出ないように、矯正治療前にむし歯を確実に治すことが必要です。
スウェーデン矯正歯科では、矯正治療中に痛みが出ないように、一般歯科治療の経験が豊富な矯正医が、確実な「むし歯治療」も行っております。
包括的歯科治療で皆様の矯正治療をしっかりとサポート致します。
【他人事ではない!矯正治療”難民”(第3回根管治療)につづく】