2016.02.08
さて、英語能力測定試験「TOEFL」をクリアしたら、次はいよいよ専門医育成コースへ願書を出します。
ところで、スウェーデンでは、出願者に英語だけではなく、もう1つの条件が求められております。
それは「2年以上の一般歯科治療(むし歯や歯周病治療)の経験」です。私は、その当時、すでに10年の歯科医師としての経験がありましたのでこの条件は大丈夫でした。合格後にプログラム責任者が教えてくれたのですが、私の口腔外科と一般歯科の10年の経験がユニークだったのも合格理由の一つだとのことでした。
矯正専門医には、やはり一般歯科治療の知識と経験が大事なのです!(その理由は、ブログ「矯正治療”難民”」をご一読ください)
願書が受理されると、第二の難関「書類選考」が待っています。書類選考の倍率は、実に毎年40~50倍です・・・ 現代歯科治療発祥の地にして、現在も世界をリードする「イエテボリ大学」は、ヨーロッパはもちろん世界中からの応募が後を絶ちません。
(写真 イエテボリ大学歯学部の外観)
そして、その書類選考を無事にクリアすると、次は現地での「面接、技能・筆記試験」が待っています。
(写真(下) 最終面接(Admission interview)への招待状)
【その3へ続く】