2015.07.08
こんにちは 衛生士の板橋です
『矯正中の歯磨きってどこを磨けばいいの?』の声にお答えして、矯正中のお口のケアについて、これから何回かに分けてお話していきたいと思います。
矯正中に汚れが1番つきやすいのがブラケット。この周りに磨き残しが溜まって、磨けていない状態が続いてしまうと・・・
白く見えるところは、なんと虫歯の初期状態 こうなると、もう元の状態には戻りません。せっかくきれいに歯が並んでも、これは悲しいですよね
こうならないためのお口のケア、第一弾はブラケット周りの歯ブラシの当て方です
まずはブラケットの下の部分からスタートしていきましょう
写真のように、斜め45度の角度で歯ブラシを当てます。1本あたり10秒ずつ、磨けたら次の歯に。順番に1本分ずつ、少しずつずらしながら当てるのがポイント
下の部分が磨けたら、次にブラケットの上の部分。
ブラケットの上の部分が磨けたら、最後は歯の根元の部分。
これで、ブラケット周りのブラッシングが完了です
なぜ斜め45度に当てるのが良いかというと・・・ 写真は歯の表面に向かって、毛先を直角に当てたところです。
汚れが溜まりやすい場所、歯と歯の間まで毛先が届いていません
そして斜め45度で歯ブラシを当てたところ。
弱い力で優しく動かしていくと、写真のように毛先をしっかりと、歯と歯の間まで届かせることができます
強く磨いてしまうと、歯ぐきが下がる原因にもなりますので、注意してくださいね
最後にポイントをおさらい
①ブラケットの下、終わったら上、終わったら歯の根元・・・と順番に磨く
②角度は斜め45度
③弱い力で、優しく、1本ずつ順番に
当院では、矯正後のきれいな笑顔のために、このようなお口のケアについてのお話を矯正前にお伝えしています。もちろん、矯正中のメンテナンスもお任せください