こんにちは🌞
スウェーデン矯正歯科、歯科衛生士の矢作です^^
台風の影響で雨風が強いですね。
本日お越しになる方は、足元にお気を付けください。
歯に矯正器具を付けるときに、
ご自身の天然歯ですと接着剤がよく付きます。
セラミックやジルコニア、金歯や銀歯などの被せ物、
インプラント部、プラスチックの詰め物の部分は
接着剤が付きにくいため、矯正装置が外れやすいのです。
被せ物や詰め物の歯に矯正装置を付けても
すぐに外れてしまっては歯が動きませんし、
治療も進みません。患者さんの治療の満足度も下がってしまいます。
その場合どうするか、
接着剤が付きやすく方法はいくつかあります。
〜前編〜
⚫︎装置をつける歯の被せ物や詰め物の表面を一部研磨する
被せ物や詰め物の表面は装置が付きにくいため、
一部表面を研磨し、歯面をツルツルな状態から
少しザラザラな状態にします。
そうすることで矯正装置が外れにくくなります。
⚫︎被せ物の表面に小さな穴を開けて接着剤を流し込み、物理的に引っかかりをつける
(患者さんと相談の上、ご了承いただけたら行います。)
こちらの場合ですが、保険の銀歯で行うことがほとんどです。
矯正装置を外すと、被せ物に穴が空いた状態になるため、
矯正治療が終わったら銀歯を同じ保険の銀座の物に作り直すか、
白い歯に作り直すこともできます。
(当院では補綴治療は行っていないため、
かかりつけの歯科医院に受診していただきます。)
それでも何度も外れてしまう場合は別の方法で装置を付けます。
次回後編としてお話しします♩