こんにちは🌞
スウェーデン矯正歯科、歯科衛生士の矢作です^^
前回のお話の続きです!
ご自身の天然の歯以外に装置をつけるときに
いくつかの方法をご紹介しました。
⚫︎詰め物や被せ物の表面を研磨してつける方法
⚫︎被せ物の表面一部に穴を開けてつける方法
どちらの方法もすぐに装置が外れてしまうような場合に
次のような方法で装置をつけます。
〜後編〜
⚫︎バンドと呼ばれる輪っかにブラケット装置をろう着し、
バンドごと歯にセメントで付ける方法
バンドを装着するには歯と歯の間に隙間作りが必要になるため、
歯と歯の間にゴムを入れます。(セパレーションと言います。)
歯が動きますので、噛んだ時など歯が浮くような、
人によっては痛みや違和感があります。
ゴムの上からしっかりブラッシングを行なってください。
デンタルフロス、トゥースピック、歯間ブラシなどは
ゴムが取れる原因になるので使わないようにしましょう。
ゴムが入っている間は粘着性のある食べ物も控えていただきます。
1週間くらい経つと、ゴムの弾力で歯と歯の間に隙間ができます。
ゴムを外してバンドを試適し合わせ、バンドにブラケットをろう着し、
そのバンドを歯にセメントで付けます。
ブラケットがついたバンドごと歯に付けることによって、
より外れにくくなります。
(被せ物の形によっては外れてしまう場合もあります。
その場合は再度付け直しをします。)
バンドの周囲もむし歯や歯周疾患にならないように
鏡を見ながらしっかりブラッシングをお願いします!