こんにちは、歯科衛生士の本田です!
当院の治療計画についてです。
治療計画を決定する際に、いくつかの基準があります。
①難易度
②治療期間の長短
③叢生(歯のデコボコ)の程度
④治療上必要な抜歯の有無
難易度の基準は、IOTN(Index of Orthodontic Treatment Need)を参考にしていて、患者様にどれくらい歯科矯正が必要かを、矯正医の経験を踏まえて、5段階に振り分けます。
治療期間は、叢生(歯のデコボコ)・出っ歯や受け口の程度によって異なります。叢生(歯のデコボコ)が強い方や、抜歯をされた方は、歯を動かす距離が多くなり、その分、難易度が上がり、期間も長くなるので、治療費に反映されます。
これらを総合的に判断し、使用する器具の基本料金に加算して、最終的な金額が決まります。
実際に治療を開始すると、予定よりも治療期間が長くなる方がいらっしゃいます。
歯の動くスピードは一人ひとり違うため、歯がゆっくり動く方は治療が長くなることがあります。
その他に、患者様の協力度によっても変わります。顎間ゴムなどの使用時間が短い場合や、舌で歯を押す癖がある方は、歯の動くスピードが遅くなります。